はちにっき

日記だよ。ブログだもの。

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「丁寧な暮らし」より「ちょうどいい暮らし」

一人暮らしを始めた頃は「丁寧な暮らし」に憧れてた。

なんでも自分で好きに決められる暮らしになってうきうきしちゃうじゃん。素敵に暮らしてみたいじゃん。

 

でもね、やってみてわかったよ。

これ、向いてない。

 

丁寧な暮らしは素敵だけど、「~しなきゃいけない」の呪縛に自分で自分を引っ掛けてしまって、素敵な暮らしが全然素敵に感じられない。

億劫な気持ちになってしまったり、義務感でやっていたり、なんの為の「丁寧な暮らし」?

 

時間をかけてコトコト煮込み料理なんてやってみたり。

汁物を作るときは出汁をとってみたり。

常備菜をいつも作り置きしてストックしてたり。

必ず毎日お弁当を作って持っていったり。

人を家に招くときはお菓子を焼くようにしていたり。

掃除は毎日やっておけば綺麗をキープできるからと毎朝やってみたり。 

植物のある暮らしに憧れて家庭菜園をやってみたり。

 

やりたいことだけやってればよかったのに、「ちょうどいい」がわからなかった。

今はわかるよ。

手を抜いても気にならない部分も、手をかけると気持ちよく過ごせる部分も。

それはあれこれ試してみた結果だから、丁寧な暮らしに憧れていたこれまでの日々にも意味はある。無駄ではない。

 

この数年で「ちょうどいい」の感覚が育ったのは暮らしに関することだけじゃない。

人との距離や付き合い方。

物との距離や付き合い方。

自分の扱い方。

なにがきっかけだったかはわからないけど、段々とわかるようになってきた。

わかるようになってきてから、とても生きやすくなった。

自分は自分のままで大きく変わったわけではないのに、なにかが大きく変わった。

 

「ちょうどいい」の感覚がわかるようになって、それがわかるようになった今に出会って、心地いいなと感じられる人たちと居られるというのはとてもしあわせなことだと思う。

 

ずっと自分じゃない自分に変わりたいという気持ちを持っていたはずなのに、変わらない自分のままでこんな気持ちになれるなんて、人生なんだかよくわからん。

よくわからんが、しあわせだよ。

特別ななにかがあったわけでなくても、自然としあわせだと思えるなんて面白い。

 

 

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